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栗林均の主な著書・論文
Major works of Hitoshi Kuribayashi
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2024
2025
2025年
「モンゴル語古訳本『孝経』におけるモンゴル文語の表記の特徴」
日本モンゴル学会『日本モンゴル学会紀要』第55号、2025年3月、91-110頁。
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2024年
『華夷訳語(甲種本)の研究』
(モンゴル語版)
内蒙古人民出版社、2024年5月、16開(B5判)10+408頁。
本書は2019年に松香堂書店から出版された
『華夷訳語(甲種本)の研究』
のモンゴル語版である。総序、目次、前書き、『華夷訳語』モンゴル語研究序説、凡例はモンゴル語で書かれているほか、日本語版と同様「原文対照ローマ字転写テキスト」「モンゴル語全単語・語尾索引」「傍訳漢語索引」を収録している。
2023年
『「元朝秘史」傍訳漢語索引』
(モンゴル語版)
内蒙古人民出版社、2023年5月、16開(B5判)17+589頁。
本書は東北大学東北アジア研究センターから2012年に出版された
『「元朝秘史」傍訳漢語索引』
の改訂版である。総序、目次、序、凡例はモンゴル語。索引は、2012版と同様四部叢刊本『元朝秘史』の傍訳漢語の全ての語句を拼音順に配列し、それぞれの出現回数と出現位置、および対応するモンゴル語のローマ字転写と漢字音訳表記を示したもので、前版の誤記を修正した補訂版となっている。付録(579-589頁)には四部叢刊本『元朝秘史』の傍訳の誤記を正した正誤表を付している。
2021年
「“清文鑑”中的蒙古語文特征」
(中国語)
黒竜江省満語研究所『満語研究』2021年1期、95-107頁
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「乙種本「華夷訳語」韃靼館雑字におけるモンゴル文語の特徴」
日本モンゴル学会『日本モンゴル学会紀要』第51号、2021年3月、1-23頁。
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「華夷訳語 付:『元朝秘史』」
金文京編『漢字を使った文化はどう広がっていたのか 東アジアの漢字漢文文化圏』(東アジア文化講座2)
2021年3月、文学通信、331-340頁。
2019年
『華夷訳語(甲種本)の研究』
松香堂書店、2019年12月、iv + 348頁。
『華夷訳語』(甲種本)は、明の太祖の詔によって編纂された漢語とモンゴル語の対訳語彙集と文例集である。同書のモンゴル語はすべて漢字で表記されているが、漢字音でモンゴル語の発音を表記する方式は極めて精緻で、『元朝秘史』と並んで13-14世紀のモンゴル語研究の極めて貴重な資料となっている。
本書は、『「華夷訳語」(甲種本)モンゴル語全単語・語尾索引』(2003)の改訂増補版としての性格をもち、音訳漢字と傍訳漢字を付けて新たに作成した「原文対照ローマ字転写テキスト」「モンゴル語全単語・語尾索引」「傍訳漢語索引」を収録するとともに、漢字表記モンゴル語研究の入門概説として巻頭に「『華夷訳語』モンゴル語研究序説」を付している。
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前書き、目次
On the development and utilization of Web-dictionary of Mongolian traditional dictionaries
(英語)
КУЛЬТУРА ЦЕНТРАЛЬНОЙ АЗИИ:письменные источники, Вып. 12.
, Ulan-Ude, 2019, pp.91-105
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「近代蒙古文辞書的形成歴程-“清文鑑”至《蒙漢字典》」
(中国語)
黒竜江省満語研究所『満語研究』2019年1期、72-86頁
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2018年
「モノづくりの道具-『元朝秘史』の研究」
(研究紹介)
東北大学東北アジア研究センター編『東北アジアの自然と文化』東北大学出版会、2018年3月、68-71頁。
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2017年
『オイラート文語三種統合辞典』
(東北アジア研究センター叢書第61号)
東北大学東北アジア研究センター、2017年2月、B5判582頁。
オイラート文語は1648年にモンゴル文字を改良して制作された「トド文字」によって綴られる文章語で、西部モンゴルのオイラート族の書き言葉として使われてきた。 本書は、中国で出版されたオイラート文語に関係する3種類の辞書を統合して、オイラート文語と漢語・モンゴル文語の対訳辞典としたものである。見出し語はオイラート文語のローマ字転写形で、それにトド文字表記形を付し、漢語(中国語)またはモンゴル文語(ローマ字転写形)の対訳を付している。単語・熟語を含めて約18,900項目を収録している。
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『「東郷語詞彙」「新編東部裕固語詞彙」蒙古文語索引』
(東北アジア研究センター叢書第60号)
東北大学東北アジア研究センター、2017年1月、B5判268頁。
東郷(ドゥンシャン)語と東部裕固(ユグル)語は、いずれも中国甘粛省に分布するモンゴル系の言語である。本書は、『東郷語詞彙』(1984)および『新編東部裕固語詞彙』(2015)の中から、モンゴル語と同源の単語を抽出し、モンゴル文語系の見出し語のもとに配列した対照語彙集である。
モンゴル系諸言語の蒙古文語索引は、東北アジア研究センターの研究叢書としてダグル語(2011年)、バオアン語(2012年)、土族語(2013年)が公刊されている。今回、東郷(ドゥンシャン)語と東部裕固(ユグル)語が加わったことにより、5言語すべての蒙古文語索引が完成した。
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2016年
『土族語・漢語統合辞典』
(東北アジア研究センター叢書第59号)
東北大学東北アジア研究センター、2016年12月、B5判596頁。
土族(モングォル)語は、中国青海省・甘粛省に分布するモンゴル系の言語である。土族は元来文字をもたなかったが、1979年にローマ字アルファベットを採用して、土族語の教科書、読本、民間文学、雑誌、辞書等が出版された。 本書は、土族語の辞書として中国で出版された『土漢対照詞典』(1982年)、『土漢詞典』(1988年)、『漢土対照詞典』(2007年)の3種類の辞書を統合して1本としたものである。土族語の単語・熟語を含めて約38,400項目を収録している。
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「モンゴル語辞書とインターネット」
(研究紹介)
東北アジア学術交流懇話会ニューズレター『うしとら』第71号、2頁、2016年12月。
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モンゴル語訳(1)
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モンゴル語訳(2)
「索引ばっかり作ってた...」
(エッセイ)
『曙光(東北大学全学教育広報)』No.42、15-17頁、2016年10月
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「海外出張のトラブル-その傾向と対策- 中国国際航空乗り継ぎ事情」
(エッセイ)
『 ニューズレター』第68号、7頁、東北大学東北アジア研究センター、2016年3月
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『『西藏歴史檔案薈粋』所収パスパ文字文書』
(松川節氏と共編)(東北アジア研究センター報告第21号)
東北大学東北アジア研究センター、2016年2月、A4判110頁。
本書は、中国の文物出版社から1995年に出版された『西蔵歴史檔案薈粋』(中国西蔵自治区檔案館編)に収録されているパスパ文字表記モンゴル語文書9件の研究である。パスパ文字文書全9件の影印に行番号を振り、見開きの形でローマ字転写と日本語訳を配し、全単語索引、名詞類と動詞類の語尾索引を付している。単語・語尾索引では、語形の出現頻度と合わせて出現位置を文書番号と行番号で示している。巻末にはパスパ文字・ローマ字対照表を付している。
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『蒙漢字典-モンゴル語ローマ字転写配列-』
(東北アジア研究センター叢書第57号)
東北大学東北アジア研究センター、2016年1月、B5判608頁。
『蒙漢字典』は、民国17(1928)年に北京の蒙文書社から刊行されたモンゴル語・漢語(中国語)辞典である。2014年に「報告第14号」として本字典の影印が公刊されたが、原本は「十二字頭」と呼ばれる独自のモンゴル文字字母順配列になっていて、単語の検索が容易でない。本書は本文のモンゴル語をローマ字転写して、アルファベット順に配列して検索を容易にした。モンゴル語の見出し語には原本のモンゴル文字、漢語訳、および出現位置を付している。
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2015年
『伝統的モンゴル語辞書資料集』
(東北アジア研究センター報告第20号)
東北大学東北アジア研究センター、2015年12月、B5判352頁。
18世紀清朝の時代に編纂・出版された「清文鑑」とよばれる一連の官製満洲語辞典には、モンゴル語の対訳が含まれるものが少なくない。近代モンゴル語の辞書は、これら「清文鑑」を出発点として発展してきた。本書は、モンゴル語が採録されている18世紀の次の主要な5種類の辞書の序文等を影印として集めたものである:『御製満蒙合璧清文鑑』(1717)、『御製満蒙合璧清文鑑(満洲文字表記)』(1743)、『御製満珠蒙古漢字三合切音清文鑑』(1780)、『三合便覧』(1780)、『蒙古トド彙集』(1791)。
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「チンゲルタイ先生の逝去を悼む」
日本モンゴル学会『日本モンゴル学会紀要』第45号、2015年3月、97-101頁。
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『「初学指南」の研究-18世紀の口語モンゴル語-』
(斯欽巴図氏との共著)(東北アジア研究センター叢書第55号)
東北大学東北アジア研究センター、2015年2月、B5判392頁。
『初学指南』は、清朝の乾隆甲寅(1794)年に出版されたモンゴル語の会話学習書である。本文は満洲語の口語学習書『一百条』をモンゴル語に訳したものであるが、そのモンゴル語はすべて満洲文字で表記されている。モンゴル語の文献資料の多くは「モンゴル文語」という書き言葉で書かれており、モンゴル語の口語を記録した資料は極めて少ない。本書では、この文献の満洲文字表記モンゴル語の全文をローマ字転写して、対訳の漢文を翻刻し、日本語の訳文を付し、モンゴル語の全単語・全語尾の索引を付した。
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『「満文原檔」所収モンゴル語文書の研究』
(海蘭氏との共著)(東北アジア研究センター報告第17号)
東北大学東北アジア研究センター、2015年2月、A4判264頁。
『満文原檔』は、2005年に台湾の國立故宮博物院から刊行された清太祖、太宗時代の檔案(政府公文書)の写真版資料集である。本書は『満文原檔』全10冊に含まれる47件のモンゴル語文書を影印で再録し、それと見開きの形でモンゴル語のローマ字転写と日本語訳を配し、巻末にモンゴル語の全単語索引、名詞と動詞の語尾索引を付している。巻頭には解題(1-8頁)および「文書」におけるモンゴル語の字形(9-36頁)と綴りに関する論考(37-58頁)を収めている。
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2014年
「《初学指南》与《三合语录》中以满文字母书写的蒙古语的特征」
(栗林均·斯钦巴图)
《中国蒙古学》第42卷、2014年第6期、43-56頁。
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(蒙文)
『蒙漢字典-資料編・原本影印-』
(東北アジア研究センター報告第14号)
東北大学東北アジア研究センター、2014年11月、B5判548頁。
『蒙漢字典』は、民国17(1928)年に北京の蒙文書社から刊行されたモンゴル語と漢語の対訳辞典である。上下2冊の線装本の体裁をとるが、活版印刷で、巻頭の目録、勘誤表、蒙文十二字頭と辞書本文256丁(512頁)からなる。本字典は、内容的には清朝時代の『欽定蒙文彙書』(1891)を継承しながら、近代的な活版印刷によっており、モンゴル語辞書編纂史においていわば近世と近代の橋渡しとなった辞書として位置付けることができる。本書は同字典全巻の影印本であり、巻頭に14頁の解題と解説を付している。
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『蒙文倒綱-モンゴル語ローマ字転写配列-』
(斯欽巴図氏との共著)(東北アジア研究センター叢書第52号)
東北大学東北アジア研究センター、2014年2月、B5判603頁。
『蒙文倒綱』は1851年の賽尚阿(サイシャンガ)による序をもつモンゴル語・漢語・満洲語の3言語対照辞典である。全16巻からなる写本の影印は2012年に「報告第6号」として公刊された。本書は、『蒙文倒綱』全16巻の全項目についてモンゴル語と満洲語をローマ字転写し、漢語を翻刻し、モンゴル語のローマ字転写のアルファベット順に配列したものである。見出し語のモンゴル語にはモンゴル文字表記を付し、それぞれの項目が掲載されている原本の位置を巻数と丁数裏表で示している。
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『孝経-モンゴル語古訳本-』
(東北アジア研究センター報告第12号)
東北大学東北アジア研究センター、2014年1月、A4判186頁。
『孝経』は孔子が弟子の曽子に孝の道を説いたと伝えられる儒教の経典として名高い。本書は、13世紀の元朝の時代にモンゴル語に翻訳・開版されたと考えられる漢語とモンゴル語の対訳木版本「孝経」の影印と本文のローマ字転写、モンゴル語の全単語と語尾の索引である。影印の原本は中国故宮博物院図書館に所蔵される孤本で、本書では原本の体裁に合わせて、全74頁を原寸大のカラーで再現している。ここに記されるモンゴル語は、元朝の時代にまでさかのぼるウイグル式モンゴル文字の貴重な資料である。
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2013年
『「土族語詞彙」蒙古文語索引』
(東北アジア研究センター叢書第51号)
東北大学東北アジア研究センター、2013年12月、B5判183頁。
「土族語」は中国青海省に居住する土族によって話されるモンゴル系の言語で、モングォル語とも呼ばれる。本書は、哈斯巴特尔(ハスバートル)等编『土族语词汇』(内蒙古人民出版社、1985年)に収録されている土族語の語彙約6千項目の中から、モンゴル語と共通の起源を有する単語を抽出して、対応するモンゴル文語のローマ字転写形を見出し語として配列したものである。 数百年にわたって独自の発展を遂げてきたと考えられる土族語の歴史とモンゴル系言語の歴史を研究する資料とした。
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2012年
『「保安語詞彙」蒙古文語索引』
(東北アジア研究センター叢書第48号)
東北大学東北アジア研究センター、2012年12月、B5判148頁。
「保安語」は中国甘粛省の保安族、および青海省同仁県の一部の土族によって話されるモンゴル系の言語である。本書は、陳乃雄等編『保安語詞汇』(内蒙古人民出版社、1985年)に収録されている保安語の語彙約7千項目の中から、モンゴル語との同源語を抽出してモンゴル文語形から検索ができるように配列したものである。モンゴル文語形を見出し語として、保安語形(音声記号表記)と漢語訳、原本の出現位置を示した。さらに、見出し語には、モンゴル文字によるモンゴル文語形と簡単な日本語訳を付している。
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『蒙文倒綱-資料編・原本影印-』
(東北アジア研究センター報告第6号)
東北大学東北アジア研究センター、2012年9月、A4判590頁。
『蒙文倒綱』は咸豊元(1851)年の賽尚阿(サイシュンガ)による序をもつ、モンゴル語・中国語・満洲語の3言語対照辞典で、全16巻の写本である。「蒙文倒綱」は、書目類では『蒙文彙書』として知られるもので、モンゴル語の字母順配列辞典の嚆矢とみなされる。『蒙文彙書』は賽尚阿の没後、理藩院の建議により『欽定蒙文彙書』(1891年序)として印刻・刊行され、広く通行したが、その元となった『蒙文彙書』(『蒙文倒綱』)は写本のため、現存するものは僅かである。本書は原書全巻全頁の影印である。
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「《御制満珠蒙古漢字三合切音清文鑑》中以漢字転写的蒙古語特征」
《首届中国少数民族古籍文献国際学術研討会論文集》民族出版社、2012年3月、258-265頁。
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(中国語)
「近代モンゴル語辞典の成立過程 -清文鑑から『蒙漢字典』へ」
東北大学東北アジア研究センター『東北アジア研究』第16号、2012年2月、127-147頁。
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『「元朝秘史」傍訳漢語索引』
(東北アジア研究センター叢書第47号)
東北大学東北アジア研究センター、2012年1月、B5判582頁。
『元朝秘史』は14世紀末にモンゴル語の原文を漢字の音をもって表記した文献であるが、本文の漢字表記モンゴル語の脇には単語ごとに逐語的な漢語の訳語が付されている。漢字でモンゴル語を表記している部分をモンゴル語の「音訳」と呼ぶのに対して、モンゴル語に対する漢語逐語訳を「傍訳」と呼ぶ。本書は、四部叢刊本『元朝秘史』の傍訳漢語の全ての語句を拼音のアルファベット順に配列し、それぞれの出現回数と出現位置、および対応するモンゴル語のローマ字転写と漢字音訳表記を示したものである。
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2011年
『「達斡爾語詞彙」蒙古文語索引 附:満洲文語索引』
(東北アジア研究センター叢書第46号)
東北大学東北アジア研究センター、2011年12月、B5判300頁。
ダグル(達斡爾)語は、主に中国東北地方に居住するダグル族の言語で、モンゴル系に属する。本書は、恩和巴图等编『达斡尔语词汇』(内蒙古人民出版社、1984年)に収録されているダグル語の語彙約7千項目の中から、モンゴル語との同源語と満洲語からの借用語を抽出してそれぞれモンゴル文語と満洲文語からの検索ができるように配列したものである。モンゴル文語形(ローマ字表記)を見出し語とした「蒙古文語索引」と、満洲文語形(ローマ字転写)を見出し語とした「満洲文語索引」の二部により構成されている。
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「モンゴルの文字史」
東北アジア学術交流懇話会ニューズレター『うしとら』第48号、2011年3月、2-5頁。
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2010年
「「トド文字一百条」と『三合語録』のモンゴル語の対応」
(斯欽巴図氏との共著)
東北大学東北アジア研究センター『東北アジア研究』第14号、2010年3月、189-225頁。
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PDFファイル(Tohoku University Repository)
『「蒙文総彙」-モンゴル語ローマ字転写配列-』
(東北アジア研究センター叢書第37号)
東北大学東北アジア研究センター、2010年2月、B5判vi + 592頁。
本書は中国清朝末期の1891年に北京で出版されたモンゴル語・漢語・満洲語の3言語対訳辞典『蒙文総彙』に収録されている全項目16,381をモンゴル語のローマ字転写形のアルファベット順に配列したものである。『蒙文総彙』は、全12冊からなる木版印刷本で、字母順に配列された近代の代表的なモンゴル語辞書として位置付けられる。本書では、全項目のモンゴル語のローマ字転写、モンゴル文字翻刻、漢語の翻刻、満洲語のローマ字転写、出現位置を示した。巻頭に解説を付している。
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2009年
「tanggū meyen(一百条)のオイラート文語訳について」
(斯欽巴図氏との共著)
東北大学東北アジア研究センター『東北アジア研究』第13号、2009年3月、127-168頁。
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PDFファイル(Tohoku University Repository)
「『初学指南』と『三合語録』におけるモンゴル語の特徴 -満洲文字表記モンゴル語
会話学習書の口語的特徴-」
(斯欽巴図氏との共著)
日本モンゴル学会『日本モンゴル学会紀要』第39号、2009年3月、5-17頁。
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PDFファイル(600KB)
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モンゴル語訳(848KB)
『「元朝秘史」モンゴル語漢字音訳・傍訳漢語対照語彙』
(東北アジア研究センター叢書第33号)
東北大学東北アジア研究センター、2009年2月、B5判538頁。
本書は、四部叢刊本『元朝秘史』に現れるすべてのモンゴル語の単語のローマ字転写形をアルファベット順に配列し、それぞれの出現回数と出現位置、および音訳漢字(モンゴル語の漢字表記)と傍訳漢語(単語ごとの漢語訳)を対照して示したものである。本書によって、『元朝秘史』に用いられているモンゴル語の単語が、どういう形で何回・どこに現れているか、それらが漢字でどのように表記されているか、そしてそれらにどのような漢語の訳が付されているかという情報を一度の検索で得ることができる。
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PDFファイル(Tohoku University Repository)
2008年
「モンゴル語資料としての『清文鑑』」
東北大学東北アジア研究センター 『東北アジア研究』第12号、2008年3月、1-34頁。
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PDFファイル(Tohoku University Repository)
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中国語訳(3.2MB)
「多言語分類辞典『御製五体清文鑑』の利用に関する覚書」
島根県立大学北東アジア地域研究センター『北東アジア研究別冊:北・中央ユーラシアに
おける異文化の波及と相互接触による文化変容の歴史的研究』2008年3月、7-25頁。
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PDFファイル(1.1MB)
「モンゴル語史における文字資料の位置づけについて-文字表記と円唇母音の音価推定の問題-」
『「ムカッディマト・アル・アダブ」のモンゴル語とチャガタイ語の研究:論考と資料』、2008年3月、33-44頁。
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PDFファイル(1.9MB)
『「御製満珠蒙古漢字三合切音清文鑑」満洲語配列対照語彙』
(呼日勒巴特爾氏との共著)(東北アジア研究センター叢書第30号)
東北大学東北アジア研究センター、2008年3月、B5判567頁。
本書は1780年に木版で出版された満洲語・モンゴル語・漢語の3言語対照分類辞典『御製満珠蒙古漢字三合切音清文鑑』に収録されている全13,867項目を満洲語のローマ字転写形を見出し語としてアルファベット順に並べ、それぞれに漢語、モンゴル語の訳を付したものである。各項目には原書の出現位置、分類項目、さらに『五体清文鑑』における対応語彙の出現位置が示されている。2006年に公刊された「叢書第20号」の続編にあたる。「附録」には原本の校訂表と、先行書(2006)の正誤表が付されている。
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PDFファイル(Tohoku University Repository)
2007年
「『元朝秘史』四部叢刊本と葉徳輝刊本との対校研究」
東北大学東北アジア研究センター『東北アジア研究』第11号、2007年、89-114頁。
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PDFファイル(Tohoku University Repository)
「モンゴル人民共和国における文字政策の転換点-ラテン文字からキリル文字へ-」
東北アジア研究センター『モンゴルの環境と変容する社会』2007年、199-227頁。
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PDFファイル(1.6MB)
「『華夷訳語』(甲種本)における同音漢字の書き分けについて」
大東文化大学『語学教育フォーラム』第13号、2007年11月、155-166頁。
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PDFファイル(670KB)
2006年
「『元朝秘史』におけるモンゴル語音訳漢字書き分けの原則-u/üを表す漢字を事例として-」
東北大学東北アジア研究センター『東北アジア研究』第10号、2006年、75-92頁。
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PDFファイル(Tohoku University Repository)
「『元朝秘史』における疑問助詞についての一考察」
東京堂出版『実験音声学と一般言語学-城生佰太郎博士還暦記念論文集-』2006年、382-388頁。
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PDFファイル(530KB)
『「御製満珠蒙古漢字三合切音清文鑑」モンゴル語配列対照語彙』
(呼日勒巴特爾氏との共著)(東北アジア研究センター叢書第20号)
東北大学東北アジア研究センター、2006年、B5判xii + 640頁。
本書は、1780年に木版刷りで出版された満洲語、モンゴル語、漢語の3言語対照分類辞典『御製満珠蒙古漢字三合切音清文鑑』の全13,867項目について、モンゴル語のローマ字転写形をアルファベット順に並べ、それぞれに満洲文字によるモンゴル語の発音表記、満洲語、漢語を配列したものである。各項目には原書における出現位置、分類項目、さらに『五体清文鑑』における対応語彙の出現位置を付している。「前書き」(i-xii)では、モンゴル語資料としての同書の性格とモンゴル語表記の特徴をまとめている。
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2005年
「『華夷訳語』と『元朝秘史』におけるモンゴル語の動詞過去形語尾 =ba/=be, =bi, =bai/=beiを表す漢字について」
東北大学東北アジア研究センター『東北アジア研究』第9号,2005年,57-87頁。
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PDFファイル(Tohoku University Repository)
2003年
「『元朝秘史』におけるモンゴル語と漢語の人称代名詞の対応」
東北大学東北アジア研究センター『東北アジア研究』第7号,2003年,1-32頁。
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PDFファイル(Tohoku University Repository)
「『元朝秘史』と『華夷訳語』における漢字使用の問題」
The Korean Association for Mongol Studies『MONGOLIAN STUDIES』No.14, 2003,pp.153-171.
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PDFファイル(454KB)
『「華夷訳語」(甲種本)モンゴル語全単語・語尾索引』
(東北アジア研究センター叢書第10号)
東北大学東北アジア研究センター,2003年,B5判xxiv + 178頁。
『華夷訳語』(甲種本)は、14世紀末の明朝の時代に編纂された漢蒙対訳の分類語彙集および例文集である。モンゴル語はすべて漢字で表記されている。本書は『涵芬樓秘笈』第四集所収の『華夷訳語』全頁の影印とモンゴル語のローマ字転写を見開きの形で配し、モンゴル語の全単語と語尾の索引を付したものである。巻頭の「前書き」(i-xxiv頁)には、文献の解題と「『華夷訳語』における漢字音訳方式の特徴」と題する論考が含まれる。
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2002年
『国語音声学』
(教科書)
日本大学通信教育部,2002年,A5判v + 167頁。
「『元朝秘史』と『華夷訳語』における与位格接尾辞の書き分け規則について」
日本言語学会『言語研究』第121号,2002年,1-18頁。
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「言語研究の観点から見た東北アジア-岡報告へのコメント-」
岡洋樹・高倉浩樹編『東北アジア地域論の可能性』東北大学東北アジア研究センター,2002年,34-40頁。
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2001年
『「元朝秘史」モンゴル語全単語・語尾索引』
(確精扎布氏との共著)(東北アジア研究センター叢書第4号)
東北大学東北アジア研究センター,2001年,B5判vi + 954頁。
本書は「四部叢刊」第三集史部所収の『元朝秘史』の全頁の影印とモンゴル語のローマ字転写を見開きの形で配し、同書に現われるモンゴル語のすべての単語と語尾のローマ字転写索引である。ローマ字転写は基本的にL.Ligeti氏の方式に基づき、一部改良を加えている。ローマ字転写は原文の頁と行に対応して配置され、索引は「全単語索引」「名詞語尾索引」「動詞語尾索引」から成る。巻末に付録として「Ligeti氏の『元朝秘史』ローマ字転写正誤一覧」(935-954)が付されている。
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PDFファイル(Tohoku University Repository)
「センターにおけるモンゴル系研究者の交流」
(活動風景)
『 ニューズレター』第11号、8頁、東北大学東北アジア研究センター、2001年10月
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PDFファイル(512KB)
2000年
「草原の道」
『月刊 言語』第29巻第6号,2000年6月号,50-58頁。
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PDFファイル(475KB)
1999年
「『孝経』のモンゴル文語における曲用語尾の特徴」
『ALTAI HAKPO JOURNAL OF THE ALTAIC SOCIETY OF KOREA』No.9, 1999.6, pp.125-134.
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PDFファイル(670KB)
「モンゴルの青き空の下で」
(エッセイ)
『学叢』第64号、41-48頁、1999年10月
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1997年
「モンゴル語古訳本『孝経』における正書法上の一特徴」
『論文与紀念文集』内蒙古大学出版社, 1997年,264-278頁。
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PDFファイル(650KB)
『モンゴル語入門・会話』
(フレルバートル氏との共著)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 1997年, B5判vii+200頁。
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入門・会話(4.3MB)
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単語集(661KB)
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モンゴル文字テキスト(909KB)
『モンゴル文語読本』
(フレルバートル氏との共著)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 1997年, B5判115頁。
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読本(2.0MB)
『モンゴル文字入門,モンゴル文語文法表, 読本ローマ字転写・語彙集』
(フフバートル、松川節氏との共著)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所,1997年, B5判123頁。
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読本ローマ字転写(797KB)
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読本語彙集(1.1MB)
「現代日本語のアクセントのゆれと平板化現象 - 『電子ブック版 大辞林』を資料として -」
『シンポジウム「人文科学における数量的分析(2)」』シンポジウム「人文科学における数量的分析」実行委員会, 1997年,43-48頁。
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PDFファイル(300KB)
「東部ユグル語」
『月刊 しにか』Vol.8/No.6(通巻87号), 大修館書店, 1997年,94-95頁。
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PDFファイル(96KB)
1996年
「現代日本語のアクセントの型の分布 - 『電子ブック版 大辞林』を資料として -」
日本大学人文科学研究所『研究紀要』第51号,1996年, 1-28頁。
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PDFファイル(1.2MB)
「日本語アクセントの型の計量学的研究」
文部省科学研究費補助金1995年度研究成果報告書『重点領域研究 人文科学とコンピュータ
-コンピュータ支援による人文科学の推進-』 1996年3月, 613-622頁。
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PDFファイル(900KB)
1993年
「音声変化の規則性とその例外 - ダグル語における円唇母音の「折れ」- 」
日本大学人文科学研究所『研究紀要』第45号,1993年,37-63頁。
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PDFファイル(1.1MB)
1992年
「保安(バオアン)語」
『言語学大辞典 第3巻 世界言語編(下-1)』三省堂,1992年, 88-92頁。
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「ブリヤート語」
『言語学大辞典 第3巻 世界言語編(下-1)』三省堂,1992年, 814-827頁。。
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「モゴール語」
『言語学大辞典 第4巻 世界言語編(下-2)』三省堂,1992年, 447-451頁。
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「モングォル語」
『言語学大辞典 第4巻 世界言語編(下-2)』三省堂,1992年, 492-498頁。
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PDFファイル
「モンゴル語」
『言語学大辞典 第4巻 世界言語編(下-2)』三省堂,1992年, 501-517頁。
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PDFファイル
「モンゴル諸語」
『言語学大辞典 第4巻 世界言語編(下-2)』三省堂,1992年, 517-526頁。
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PDFファイル
1991年
「日本語の撥音と促音の音声特徴」
日本大学国文学会『語文』第80輯,1991年, 52-62頁。
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PDFファイル(640KB)
1990年
「言語と方言」を読む
- 「専門家」の誤読と権威主義 -
『思想』,1990年12月号(No.798), 154-163頁。
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PDFファイル(640KB)
1989年
「モンゴル系諸言語対照基本語彙 - 中国少数民族語言簡誌叢書の資料による - 」
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所『言語文化接触に関する研究』第1号,1989年, 153-383頁。
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PDFファイル(3.8MB)
「モンゴル語族と近隣の諸言語との言語接触」
六興出版『民族接触』1989年, 273-289頁。
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PDFファイル(1.2MB)
「シラ・ユグル語」」
『言語学大辞典 第2巻 世界言語編(中)』三省堂,1989年,262-268頁。
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PDFファイル
「シロンゴル・モンゴル語」
『言語学大辞典 第2巻 世界言語編(中)』三省堂,1989年,279-280頁。
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PDFファイル
「ダグル語」
『言語学大辞典 第2巻 世界言語編(中)』三省堂,1989年,597-603頁。
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PDFファイル
「東郷(ドゥンシャン)語」
『言語学大辞典 第2巻 世界言語編(中)』三省堂,1989年,1281-1288頁。
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PDFファイル
「内蒙古語」
『言語学大辞典 第2巻 世界言語編(中)』三省堂,1989年,1426-1434頁。
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PDFファイル
1988年
「オイラト語」
『言語学大辞典 第1巻 世界言語編(上)』三省堂,1988年,971-974頁。
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PDFファイル
「オルドス語」
『言語学大辞典 第1巻 世界言語編(上)』三省堂,1988年,1096-1099頁。
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PDFファイル
「カルムイク語」
『言語学大辞典 第1巻 世界言語編(上)』三省堂,1988年,1300-1306頁。
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PDFファイル
「モンゴル語における弱化母音の発達と閉音節化現象」
日本音声学会『音声の研究』第22集,1988年, 209-223頁。
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PDFファイル(640KB)
1987年
『「東部裕固語詞彙」蒙古文語索引』
東京外国語大学,1987年, A5判xxi + 132頁。
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PDFファイル(3.2MB)
1986年
『「東郷語詞彙」蒙古文語索引』
東京外国語大学,1986年, A5判xvii + 100頁。
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PDFファイル(2.3MB)
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前書き(中国語訳)(266KB)
「モンゴル語の動詞活用体系」
『国文学 解釈と鑑賞』第51巻1号, 至文堂, 1986年1月号, 140-142頁。
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PDFファイル(212KB)
1985年
「蒙古語諸方言におけるウムラウト現象」
日本音声学会『音声の研究』第21集(学会創立60周年記念論文集)1985年, 89-99頁。
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PDFファイル(640KB)
1984年
「蒙古語における*uγa と*üge の母音縮合」
日本言語学会『言語研究』第85号,1984年, 22-48頁。
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PDFファイル(970KB)
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中国語訳(1.78MB)
1983年
「比較言語学の課題と方法 - 蒙古語歴史・比較研究批判 -」
一橋学会『一橋論叢』第89巻第6号,1983年, 39-55頁。
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PDFファイル(905KB)
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中国語訳(290KB)
『モンゴル語の音声と正書法』
( ナドミド,ジャンチブドルジ,ラグチャー著,翻訳書)
ビブリオ,1983年, B5判iii + 36頁。
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PDFファイル(3.1MB)
1982年
「『*i の折れ』再説 - ハルハ方言とオルドス方言の発展の平行性 -」
日本モンゴル学会『モンゴル研究』No.13, 1982年, 37-55頁。
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PDFファイル(720KB)
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モンゴル語訳(620KB)
「蒙古語史における『*i の折れ』の問題点」
日本言語学会『言語研究』第82号,1982年, 29-47頁。
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PDFファイル(710KB)
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中国語訳(1.47MB)
1981年
「『*i の折れ』考 - 蒙古語における*i 音発展の規則性と不規則性 -」
日本モンゴル学会『モンゴル研究』No.12, 1981年, 32-49頁。
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PDFファイル(735KB)
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モンゴル語訳(754KB)
「現代モンゴル語における『唇の母音調和』について」
『一橋研究』第6巻第2号,1981年, 98-112頁。
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PDFファイル(730KB)
「蒙古語諸方言における語頭*i 音の発展」
『一橋研究』第6巻第3号,1981年, 1-16頁。
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PDFファイル(650KB)